由 緒
今より692年前、文保2年(1318)花園天皇の御託宣により当地に創建されました。また、臼と杵を降ろした地とする口承があり、「臼塚大明神」と称されておりました。
祭 神
当神社のご祭神は、三柱です。創建時は、少彦名命・大巳貴命の二柱でしたが、明治時代に天満社を合併し、菅原神を含む三柱となりました。摂社として、稲荷社があります。
少彦名命(すくなびこなのみこと)(医療の神)
大己貴命(おおなむちのみこと)大国主命の若い頃の名(国造りの神)
菅原神 ・・天満宮祭神
倉稲魂尊(うかのみたまのみこと)穀物の神・・・稲荷社祭神
歴 史
享保14年(1729)「臼杵大明神」と社名変更
寛政7年(1795) 獅子舞始まる 『寺社考』より
文化8年(1811) 神道講釈開催 『温故年表録』
天保2年(1831) 当神社にて湯立神楽奉納
嘉永2年(1849) 当神社にて湯立神楽奉納
明治8年(1875) 同市大字稲田に鎮座する天満社を合併し社名を『稲田神社』と称す
大正11年(1922)宮司及び氏子らの社名復旧の願いにより、『臼杵神社』と社名を改称
例 祭
年間の例祭は下記の通りです。
1月 1日 元旦祭
3月 21日 社日
4月 19日 春祭り
7月 4日 夏越祭り
9月 19日 社日
11月 21日 新嘗祭
12月 19日 冬祭り
12月 31日 大祓祭
古文献類には、春祭り・6月19日、冬祭り・11月19日とされておりますが、現在では、4月の第2日曜日及び12月19日に近い日曜日に行っています。本年は12月19日が日曜日にあたるためこの日に冬祭りを執り行います。